看護士としては認められたのかもしれないけれど・・・

5年前の事です。実家の父の介護保険の申請に付き添って、市役所へ行ってきました。
市役所の担当者さんは優しく丁寧に聞きとり調査をしてくれました。父の場合、軽費老人ホームに入所で杖歩行ではありますが、身の回りのことは自分ででき、認知症の兆候も全くありません。囲碁を趣味にしており、記憶力も抜群。ただ脊椎間狭窄症に罹患しているため、杖をつきながらの歩行の速度はかなり遅く、一度に歩ける距離も短いです。歩いていると痺れが出てきてしまい、休み休みしないと、歩けないのです。

聞き取りをしている最中に父が、尿意をもようし、トイレへ立ちました。面談場所の近くにトイレがあり、父は教えられた場所へ1人で行き着き、まっすぐに元の場所へ戻りました。時間はかかりましたが、しっかりとしている事をアピールする結果となりました。

そんな父の姿を見た市役所の介護保険の担当者さんは、「85歳を超えてもこんなにお元気でしっかりされている秘訣は何ですか?私もあやからせていただきたいです。」と父に握手を求め、父も嬉しそうに握手に応じました。その結果、父の介護保険の申請は、窓口で却下。申請しても一番軽い、要支援にも該当しないでしょうとの事でした。足の悪さはさておいて、質問にはしっかりと答えるし、着替えも入浴も自立しているし、認知症の傾向が微塵もない父は申請するまでもないと判断されたのです。

入所している老人ホームのケアマネージャーさんに勧められて、申請に行ったのですが、申請できずちょっぴり拍子抜けでした。ケアマネージャーさんも、父のしっかりぶりをアピールしてしまった事に、苦笑いしながら、事前に打ち合わせしてできない事を全面に出しておけばよかったかなとの見解でした。該当しない程元気なのは喜ばしい事ですが、せめて要支援が認められれば、介護保険を使い、寝たきりにならない予防のためのな運動療法などのサービスが受けられるのにと残念そうでした。

健診センターで看護師をしている妹は、「たいしたことのない症状でも保険申請をしてる患者はたくさんいるのに、なんでお父さんは却下されるの?!」と憤っていましたが、父が元気でしっかりしていられるのも、看護師である妹が父の元を訪れ、いろいろアドバイスしているお陰もあったんだと思います。<<看護師 求人 健診センター>>

あれから5年が経ち、父は90歳になりました。まだまだ元気で、相変わらず介護保険は使っていません。結果的には市役所の方の判断が正しかったのかもしれませんね。妹は相変わらず、看護師として認めてもらったのかもしれないけど複雑・・・と苦虫をかみつぶしていますが。

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